ナイフ、フォーク、スプーンを総称して、英語ではカトラリー
またはフラットシルバーといわれています。
使う順番と配置
カトラリーは使う順にテーブルに並んでいます。
お皿を中心に左側にフォーク、右側にナイフ、スプーン、上部に
デザートフォーク、ナイフ、スプーンが置かれています。
お皿に遠い、端においてあるものから使うのが普通です。
①前菜(オードブル)
ナイフとフォークでいただきます。
持ち方
ナイフとフォークの持ち方は、背を上にしてナイフを右手、
フォークを左手に持ち、柄を軽く握り持ち人差し指で押さえます。
②スープ
お皿は持ち上げず、スプーンで手前から奥にすくい口に運びます。
③魚料理
ヒラメのムニエル等骨があるものなどは、フォークで魚をおさえ、
ナイフで中央に切り込みを入れて、身を外して食べます。
下側の身をいただくときは、骨と骨の間にナイフを入れ骨を外して食べます。
フィッシュナイフの特徴
少し幅が広く、装飾が施されているものもあります。
切れ味の良いナイフとしてではなく、魚肉から骨を取り除きやすい仕様になっています。
④肉料理
肉は左端から一口ずつ切って食べます。
ナイフはギザギザがあるものとないものがありますが、いずれも切れ方に違いはありません。
ナイフを立てすぎず、肉の繊維に沿って斜めに刃を入れ切ると力を入れることなく切ることができます。
⑤フルーツ、デザート
皮付きのフルーツは、フォークで刺し押さえながら、ナイフで皮をむき、一口大に切って食べます。
ケーキなどは、左側からフォークとナイフで食べます。
アイスクリームはスプーンですくい、添えられているウェハースなどと交互に食べます。