SAKURA 桜──
日本のカトラリーとして国花である“桜”を商標とし、主に洋白などの高級カトラリーを“桜”シリーズとしました。一部商品には、「Cherry」と表記されています。
TBCL──
1969年(昭和44年)に、Tsubame Bussan Co.,Ltd.の頭文字、“TBCL”を商標登録しました。創業当時からの“桜SAKURA”のシリーズが主に洋白銀器などの高級カトラリーであることに対して、”TBCL”は、1969年以降のステンレス製カトラリーのシリーズとして作られました。
WILKENS──
ドイツで最も長い歴史を持つ銀器メーカー『ウイルキンズ社』は 1810 年に Martin Heinrich Wilkens が銀細工師たちを集めて工 房を開き、銀製品の製作に着手したのが始まりでした。北欧を中心 にヨーロッパで不動の地位を築いています。
洋泊銀器──
洋白とは、別名ニッケルシルバーと呼ばれる銅・亜鉛・ニッケルの合金です。銀と同様に熱伝導率が高いことが特徴で、銀製カトラリーの代替えとして古くから使用されています。表面は銀メッキで仕上げています。
18-8ステンレス──
18-8ステンレスは18%以上のクロムと8%以上のニッケルを含むステンレスを言います。
延性や靭性が強いため、曲げ加工がしやすいことが特徴です。また、耐食性にも優れているため錆びにくく、カトラリーにもっとも使用されている金属です。
しかし、ナイフ類は食物を切るという使用目的から、刃部を固くするための”焼入れ”が必要になります。そのため、18-8ステンレスではなく、13クロム系のステンレスを使用しています。特に炭素含有量の多いハイカーボン・ステンレスを採用することで耐摩耗性に優れたナイフにすることができます。