燕市立小池中学校の「糸半(いとはん)プロジェクト」のゲストティーチャーとして講演させていただきました。

“糸半プロジェクト”という名前は「絆」という漢字を分けてそれぞれ“糸”と“半”として読み、燕市立小池中学校の生徒たちと地域の方々がたて糸、よこ糸としてお互いに編まれ地域の方々との繋がりと絆を深めるという想いが込められ燕市「羽ばたけつばくろ応援事業」で採択された事業です。

 

活動は、地域の方々と一緒になってクリーン作戦やお年寄り宅の訪問、認知症サポーター講座なども行っています。そのひとつに、地元企業の方や卒業生から話を聞く、糸半朝会の第二回のゲストティーチャーとして6月13日(火)「匙屋(しゃじや)に生まれて」と題して“燕物産の話”、“金属洋食器の歴史”、“金属洋食器製造企業でつくる日本金属洋食器工業組合の話”などを講演させていただきました。

 

講演の記事は、2017年6月19日(月)発行の「越後ジャーナル」に掲載されました。

 

話の中で、新潟県燕市はカトラリー(金属洋食器)の国内生産が95%のシェアがあり、世界的にもカトラリーの産地として知られていると言う事を、ほとんどの生徒が知りませんでした。とても残念なことです。地元燕市でもっと地場産業として認知されなければと実感しました。