燕物産工場物語──小林 トミ子


 

10代に包装場に就職。その後、子育てのために退職。現在の社長からお誘いを受けて2008年に再就職。

通算約29年という超ベテラン社員。

 

 

製造部 包装場担当

 

小林 トミ子

(コバヤシ トミコ)

69歳、新潟県燕市出身。

通算29年勤務(2022年12月現在)

 

 

 

Q : この会社はどのようにして知りましたか?

 

10代の頃、父が研磨(コバスリ)の仕事をしていて、外注担当をしている人に燕物産を紹介してもらい包装場に入社しました。

 

その後一度子育てのため退社しましたが、2008年に現在の捧社長からお誘いをいただき再就職。

まさか、この年までおいていただけるとは思いませんでした。

  



 

Q : 入社前と入社後で感じたギャップをお聞かせください

 

入社するときは金属洋食器の会社とは知っていましたが、どんな仕事をするのかは知りませんでした。

入社して配属されたのが包装場でしたので怒られないようにおとなしく作業していました。(笑)

 



Q : 所属している部署、チームの紹介とご自身の担当の説明をお願いします

 

現在も「包装場」。女性5名、男性3名で仕事をしています。

男性は、主に洗浄を行い、女性は検品と包装が主な仕事です。

2年前まではリーダーでしたが、現在は30代の武川琴音さんがリーダーを務めています。経験も必要ですが、これからは若い人の考えでやっていってほしいと思っていますので頑張ってほしいですね。

 

Q : 一日の仕事の流れを教えてください

 

1. 仕事の前に、前日の在庫の状況を確認

2. その日の仕事を確認

3. 検品、袋入れ、包装

 



  

Q : 先輩から教えられた事は?

 

最初に入った時は包装場に2〜30人いました。当時は見て覚えろと言う時代でした。仕方ないので、上手な人の隣に座って作業を見たり聞いたりしながら覚えました。当時はうるさい人や口の悪い人も結構いましたので大変でした。今とは全く違う時代でした。

 



Q : これまで一番苦労した仕事のエピソードをお聞かせください。

 

特に苦労した思い出はありませんね。

最初入社したときは、若い人がいっぱいいたのでお昼休みにバレーボールや卓球をして楽しんでいました。楽しい思い出ばかりです。

  



 

 Q : 仕事とプライベートは両立できていますか?

   仕事後や休日はどのように過ごされていますか?

 

休日はどっと疲れがでて、家でゆったりしています。(笑)

趣味はほとんどありませんが、昔お花をいじってましたがアレルギーでやめました。

主人がなくなってからはあまり出かけることもなく息子と買い物に行くくらいです。

 



 

追記(捧社長談)

 

私が燕物産に入社したときに検品や包装を小林トミ子さんから教えてもらいました。

今でも「姉さま」と呼んでいます。