大正初期から職人たちが代々守り続け、長年にわたりお客様に愛されてきた【月桂樹】。発売から100年以上が経過し、新たに次の100年も愛される洋食器を目指す開発プロジェクトが始動。第1号の【Ten】に続き、第2号【Stilla】が誕生しました。発売から70年以上のロングセラーとなる、【ライラック】のデザインを見直し、次の100年の新たなスタンダードを目指して新デザインの開発に取り組みました。
《本プロジェクトにおける3つのポリシー》
①新たなスタンダードの探求
②機能美の追求
③技術の継承と革新
機能美の追求”と“技術の継承
従来品【ライラック】をベースに、機能を徹底追求し、デザイン性との両立を目指しました。ヘッド部分は、日本人の口に合うサイズと形状にこだわり改良。さらには、持ち心地を損なわず、さらに軽量化にも成功しました。ハンドル部分は傷や指紋が目立ちにくい「ハンドルサテン」仕上げを継承しました。
日本人に合わせたヘッドデザイン
人体の構造上、口は縦に開きますが、横幅はほぼ一定で決まっています。日本人の口にフィットするよう、ヘッド部分のサイズを再設計しました。従来の【ライラック】は横幅が広く、唇に当たってしまうため食べにくいという課題がありました。新商品【Stilla】では、横幅を細く長めに調整し、大きく口を開けなくても使いやすい形状に改善。子供から女性、ご年配の方まで、幅広い世代に配慮したデザインとなっています。
機能性とデザイン性を両立したハンドル
「キズが目立ちにくい」「指紋がつきにくい」「乾燥後の水滴跡が残りにくい」と好評をいただいているサテン仕上げのハンドルを採用。ヘッド部分は鏡面仕上げを組み合わせ、従来品【ライラック】の特徴を受け継いでいます。さらに、持ちやすさを追求した雫型の丸みを帯びた形状と、ヘッドとの接続部を細く絞ったことで、シルエットがよりスリムに。高級感のあるスタイリッシュな印象を実現しました。
実用性を追求し軽量化に成功
「カトラリーは軽い方が使いやすい」というエンドユーザーの声を反映し、メインで使用されるデザートサイズの重量にこだわりました。従来品【ライラック】に比べ、最大約16%の軽量化に成功し、子供や女性、ご年配の方など、幅広い世代にとってより扱いやすくなりました。また、ハンドル部分をアーチ状にすることで、テーブルにセットされたカトラリーが取りやすく、箸との持ち替え時のストレスも軽減しています。




Stilla(ステラ)の由来
雫型のハンドルに注目。名前には、イタリア語で【雫】や【星】、スウェーデン語で【穏やか】を意味する言葉が込められています。毎日の食卓を彩り、健やかで穏やかな生活をサポートしたいという想いから命名しました。

商品詳細
商品名 | Stilla (読み方:すてら) |
アイテム名 |
デザートナイフ (215mm|61g) デザートフォーク(187mm|36g) デザートスプーン(185mm|41g) ケーキフォーク (149mm|20g) ティースプーン (144mm|23g) ヒメフォーク (130mm|16g) コーヒースプーン(125mm|18g)
ブイヨンスプーン (147mm|27g) |
カラーバリエーション |
基本仕様:ハンドルサテン×ヘッドミラー オプション:水溶メッキ(シルバー、ゴールド、ピンクゴールド) PVDコーティング(ブラック、ブルー、カッパー) 刻印サービス(金型による打刻またはレーザー刻印)※有料 |
素材 | ステンレス |
その他事項 |
・食洗機対応、熱湯消毒可 ・強力な酸性・アルカリ性洗剤、漂白剤の使用は避けてください。 変色、損傷、劣化の恐れがあります。中性洗剤での使用をお願いします。 ・研磨布やペースト、スチールたわしなどで表面を擦らないでください。傷、剥がれの原因となります。 ・電子レンジ、直火はご遠慮ください。
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