燕物産工場物語──研磨職人 吉村 大地さん


 

 

モノづくりがしたいとテクノスクールへ。

この会社を選んだ理由は3日間の職場体験で自身が磨いたカトラリーを見て感動し興味を持ったこと。

 

 

製造部 自動研磨小型リーダー

 

吉野 大地

(ヨシノ ダイチ)

32歳(2025年8月現在)、新潟県長岡市出身。

 

2013年3月入社

 

 

Q :  この会社を選んだ理由はなんですか?

 

テクノスクールに求人が来ていて、会社見学と3日間の職場体験でスプーンやフォークを磨いてみてみました。その時に、こんなにもキレイに仕上がることに感動覚え、自分でもやってみたいと興味を持ち入社を決めました。

 



 

Q :入社前と入社後で感じたギャップをお聞かせください。

 

見学や体験である程度の力がいる仕事だとは感じていましたが、実際は想像よりも大変で、立ち仕事で重い物を持っての移動には、慣れるまでに一週間ほどかかりました。

 



 

Q : 所属している部署、チームの紹介とご自身の担当の説明をお願いします。

 

製造部の自動研磨は小型と中型のチームがあり小型のリーダーをしています。

主にフォークや平ものを研磨をしています。

自動機を操作する4名と製品を並べる1名の合計5名で製品を磨く作業を行っています。

 

機械は8台あるので、傷などを消す作業を表裏面の前後で4工程、

つやを出す磨きで表裏前後で4工程、合計8工程を1セットで磨いて行きます。

私の担当は、最初の柄の磨きと最終チェックを行っています。

 



 

Q :  一日の仕事の流れを教えてください。

 

  1. その日磨く製品を確認
  2. 磨き作業(一日同じ製品を磨くときと、少ない本数で複数の製品を磨く場合があります。)
  3. 最終チェック


 

 Q : 仕事のやりがいをお聞かせください。

 

自分達の磨いた製品が、他部署から「磨きがキレイだったよ」と言われた時やその日の作業を早く終わらせた時はやりがいを感じますね。昔よりキレイに磨けたときには、自分の成長を感じて嬉しく思います。

 



 

Q :  先輩達から厳しく教えられた事は?

 

 入社したばかりの頃は、磨きの善し悪しや機械のセットは、毎日ダメ出しされていました。

今でも、できていないところはありますが、その厳しさがあったから今の自分があると思っています。

 

 Q :  これまで一番苦労した仕事のエピソードをお聞かせください。

 

 リーダーになったばかりの時は、今と比べて思うように磨けず。

チームの人にもうまく指示が出せず、リーダーとしての役割の大変さを実感しました。

 



 

Q : 先輩・同期・後輩との関わり方を教えてください。

 

 磨きが上手くいかない時や磨きの判断が難しい時は、先輩や他部署の方と相談しながら作業をしています。

以前は、周りになるべく頼らず一人で悩んで、時間を無駄にする事が多かったです。

周りと協力する事の大切さを実感しました。

 

後輩の指導は、後からはできないので、作業を見ていて気がついたときに指示しています。

 

 Q : 今後挑戦したい仕事はありますか?

そのために、努力されていることがあれば教えてください。

 

 自分自身のスキルの向上はもちろん、スタッフの指導や他部署との連携をもう少し頑張っていきたいと思います。

 



 

Q : 仕事とプライベートは両立できていますか?

仕事後や休日はどのように過ごされていますか?

 

 お休みはきっちり取れているので満足しています。

時折、町内会の役員としての仕事があったりしますが、

基本的にインドア派なので、家でのんびりゲーム(スイッチやプレステ)や動画を見たりしています。