カトラリー素材取扱について

ステンレス・スチールは、鉄をベースにクローム、あるいはクロームとニッケルを、添加した合金のことです。直訳すると“錆びない、錆びにくい合金”という意味で、普通の状態では錆びません。しかし、濃い食塩水や食用油(サラダ油等)を付着したままでは、錆を生じます。金属洋食器に使用するステンレスは、13-0系(鉄に13%のクロームを添加)、18-0系(鉄に18%のクロームを添加)、18-8系(鉄に18%のクロームと8%のニッケルを添加)に分類。ただし、ナイフ類は、食物を切るという使用目的から、刃部を硬くするために“焼入れ”が必要になり、13クローム系の中でも、特に炭素含有量の多いハイカーボン・ステンレスを採用しています。

 

■ 燕物産のカトラリー素材比較表

名称 日本工業規格(JIS)

(Fe)

ニッケル(N)
クローム(Cr)
亜鉛(Zn)

(Cu)

 洋白(ニッケルシルバー)



12.00〜26.00

20.00〜40.00
50.00〜66.00
18-8ステンレス
SUS304
69.00〜71.00
8.00〜10.00
18.00〜20.00


18-0ステンレス
SUS430
80.00

16.00〜18.0


13-0ステンレス
SUS410
85.00

11.50〜13.00


真鍮




20.00〜40.00
60.00〜80.00

洋白(ニッケルシルバー)

洋白銀器は高価な純銀製カトラリーの代替として考えられたものです。その登場により、これまで一部の王侯貴族の専有物だったシルバーカトラリーが急速に普及したと言われています。今では銀器と言えば一般的にこの洋白銀器のことです。

洋白は銅、ニッケル、亜鉛の合金のことで、洋銀またはニッケルシルバーとも呼ばれています。通常、銅62%、ニッケル14%、亜鉛24%の成分のものがシルバーウエアーとしてスプーン、フォークを始めポット、トレー等に加工され広く使用されています。

〈特徴〉

  • 純銀製品と同等の品格があり、温かみのある製品になります。
  • 銅が主成分のため、柔らかく、成形に自在性があり、細かい装飾も含めてデザインを強調することができます。
  • 楽器の素材に使われる事からも、食器、器物を取り扱う時に触れ合って出る音の響きは、快適かつ重厚です。

18-8(ステンレス)

鉄鋼に18%以上のクロームと8%以上のニッケルを添加したステンレスです。ニッケルを8%添加しているため不動態被膜形成がより堅牢となり、18-0と比べさらに耐食性、耐久性が向上しています。18-8は洋食器では最も一般的な素材で各メーカーのカトラリーとして多く使用されています。また、洋食器に限らず器物全般にも現在最も広く使用されているステンレス鋼です。

18-0/13-0(ステンレス)

18-0は鉄鋼に16%〜18%のクロームを添加し、13-0は11.5%〜13%のクロームを添加した金属。クロームをどれほど鉄に添加すると錆びにくくなるか(不動態被膜の形成)という実験において、クロームを12%以上添加すると急に耐食性がよくなります。ニッケルは添加されていないので18-8に比べて少し青みがかって見えます。

洗浄方法

ステンレスは、食物や油分が付着したままになっていると錆びの発生原因になります。使用後の食器はできるだけ早く完全に汚れを落としてください。

〈注意〉

  • クレンザー、漂白剤は絶対に使用しないでください。
  • すすぎをよくして完全に洗剤分を洗い流してください。洗剤分が 残っていると、乾燥時に不動態被膜を覆ってしまうことになります。
  • 水分は錆びの原因になるので水気を良く切って、十分乾燥させてください。

保管方法

ステンレスの不動態被膜は、空気中の酸素により自然に形成されるので、保管時なるべく空気に触れさせておいてください。

密封するのは絶対避けてください。銀メッキ食器の保管方法とは全く反対ですので、両方を一緒に保管しないでください

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